みなさんは「煮ごめ(にごめ)」をご存知ですか?
安芸門徒の多い広島では、親鸞聖人の命日にあたる1月16日の前後3日間に、精進料理を食べる習わしがありました。
「煮ごめ」はその時に作られる小豆入りの野菜汁で、芸北地方でかつてよく作られていたそうです。
1月24日(木)に、千代田中央公民館の「となりの達人に教えてもらおう!」講座で作り方を教わってきました。講師は大朝公民館の職員でもある、石橋宏子さん!(去年は個人的に栗の渋皮煮を習い、何かとお世話になっています)
恥ずかしながら私はこの講座を知るまで、「煮ごめ」を知りませんでしたσ(^_^;)
煮物に小豆が入ることに驚き。
レンコン、ゴボウ、ニンジン、シイタケ、ダイコン、サトイモなどの野菜と、コンニャク、厚揚げを1センチ角に切り、必要なものはあく抜きをしたあと、味をつけずに煮た小豆と合わせます。
薄口醤油ベースで、汁を飲みほせるように、また野菜の味が楽しめるように、シンプルに仕上げました。
調理に必死で完成写真のみですが(笑)
日常の料理として作っても良いと思います。
煮込むあいだに、田楽も作りました。
フキ入り、ゴマ入り、コチュジャンの3種を味噌とまぜて、味の変化を楽しみました♬