当たり前だけど、都会では味わえない「やさしさ」と「ゆとり」と「ぜいたく」がある大朝の暮らしです。
「やさしさ」「ゆとり」「ぜいたく」というものは、個人の感性や考え方でそれぞれ違う。都会にも「やさしさ」や「ゆとり」「ぜいたく」はもちろんある。キラキラした生活も華々しく活躍する人々も沢山いる。同時に生き馬の目を抜くほどの競争にさらされる。誰もが、そんな生活や競争に打ち勝てるわけでない。運に恵まれるわけでもな。結局、ほんの一握りの人々にしかそんな生活や仕事はないのである。
私も十代から二十数年間都会暮らしをしてきた。当時は都会でしかできない仕事にとにかく夢中であった。町の遊びもめっちゃ楽しかった。それでも私は出身地の田舎・大朝(北広島町)に、どこにいても暇さえあれば帰って来ていた。私にとっては田舎と都会が対立するものではなく、二者択一など全くなかったし、都会と田舎を比べることもなかった。田舎には田舎でしかできない私にとって大切な事があったし、都会では都会でしかできない夢や充実した仕事もあった。楽しみはどちらも同じくらい大きくて、どちらか一つを選択する思考は全くなかった。どちらも出来るならどちらも同時にしたら良い。
今こそ居住地を田舎の大朝に置いているが、時に気分は都会暮らしと変わらず、日々の生活も仕事もその延長線上で今まで続いている。ネオン街や賑やかな繁華街のようなキラキラとしたところはなく、金銭や豪華なタワマンのようなぜいたくとは全く異なる「ぜいたく」があるのである。
ま、私はある意味特異者であったようで、ラッシュアワーには無縁で、都会特有の人間関係に悩まされることもなかった。田舎暮らしを再び初めても田舎特有の閉鎖性や濃密な人間関係に悩まされることもほぼなかった。恵まれていたのか、私の性格からなのか、ふる里に帰って来てからもUターンした都会もんへ向けられる眼も感じない。周囲には田んぼが広がり、山菜やキノコ採りを楽しみ、時に農作業にも結構励む暮らしだが、気分は、都会暮らししていた時と全く変わらない。それは都会暮らしをしていた時に田舎に違和感が全くなかったのと同じである。
今日も山菜の女王「コシアブラの芽」を採りに山に出かけた。豊かな山の幸をたっぷり収穫。取れた山菜はみんなにおすそ分け。おいしく頂き、更にみんなに感謝される。こんないいことはない。
今回紹介するのは、北広島町が制作した北広島町の定住促進PR動画で、マスコット「もう太郎」が都会暮らしに疲れて、ふるさとにUターンして充実した暮らしをするパラパラ動画であるが、実は私は実感がない。申しわけないが・・・でも現実はこのような人も多いのであろうことも理解できるし、田舎の良さは120%理解できる。正直、たまには都会でしかできない楽しみも味わいとも思ってはいるが・・・
でも、結構楽しくできているPR動画なので、一度見てください。
同時に、大朝域協議会が運営している大朝ポータルサイトも見てください。田舎暮らしの充実度や大朝がどんなところか少しは理解していただけるかもしれないので・・・
(投稿 山本)
北広島町定住促進PR動画(前編)
https://www.youtube.com/watch?v=xy33Cyr_Bk0
後編もありますがリンクできないので後半はYouTubeで見てください。
大朝ポータルサイト
https://sites.google.com/ooasachikyo.org/top/%E7%A7%BB%E4%BD%8F%E8%80%85%E6%94%AF%E6%8F%B4
大朝移住者支援のページ
https://sites.google.com/ooasachikyo.org/top/%E7%A7%BB%E4%BD%8F%E8%80%85%E6%94%AF%E6%8F%B4