広島市南区の黄金山を遊び場に育ち、アウトドアとバイクが大好きな父にも影響を受け、大朝を新たな暮らしの場にしようと民家を購入し自分で家の改築を始めた２４歳。神田達夫さん。
お父さんと休日を利用し床や壁をはがして全面的な改修工事を行っている。大工や家の改修は全く経験がなく、ユーチューブを頼りの改修作業がすでに半年以上続いている。今、流行りの住まいのＤＩＹどころではない。
「なぜ田舎暮らしをしようと思ったの？」私の質問に簡単に応えてくれた「街も楽しいけど、自然が好きで自然の中で暮らしたかった」と。今はまだ広島市内での会社員暮らしらしいが、すでに住民票は大朝に移した。夢は、大朝でバイク関連のショップやオフロードバイクで楽しめる場所づくり。「井戸も掘らなくちゃ、ガレージも整備し」とやることは山積み。「これから何年かかるか分からないけど、まずは家を改修し、あとはそれから」いうことらしい。何より２４歳の若さだ。希望と可能性に満ちている。
今、大朝ではＤＩＹ移住が注目の的だ。現在も３人が自分で家の改修を行っている。一人はすでに暮らしを始めていて、もう一人は偶然にも神田さんの裏隣りで、こちらも休日を利用して改修にいそしんでいる。移住者を迎えるために大朝を上げて取り組んでいる中で、ＤＩＹ移住は新しい波である。条件はあるが、ＤＹＩ移住者向けに大朝地域協議会は助成制度「住まいにインフラ整備助成」を作って支援しているので、ＤＩＹ移住を考えておいる方は、大朝地域協議会に問い合わせてください。いろいろとお役に立てると思いますよ。
「住まいにインフラ整備助成」のお問い合わせは ▶︎役場大朝支所地域づくり係内 大朝地域協議会事務局
電話：０８２６-８２‐２２１１ IP：０５０‐５８１２‐２２１１
(記事：山本)
