大朝地域協議会の平成30年度及び令和元年の事業計画
5月10日、大朝地域協議会の令和最初の定例会を開催いたしました。昨年立ち上げた事業などの報告と今年重点的に行う事業などを会議にかけ、全会一致で承認されました。
今年度は、課題は山積していますが、何より人口の減少を少しでも少なくするために、地域協議会のみならず、大朝の住民全体が危機感を共有し同じ目標に向かって取り組むように、住民へ協力を単に要請するだけではなく、以下の3つを重点目標に積極的に働き掛けていくことを全体で確認しました。
①住みたくなる大朝をつくるために、地域と教育環境の魅力度を上げるための取り組みを推進する。
②人口減少が続く状況がどれほどの危機的な状況であるかを住民一人ひとりが共通認識を持つよう積極的に広報活動を進める。
③一人でも二人でも、これからの大朝を担う人材を増やすために、具体的な取り組みを進める。
■大朝地域協議会平成30年度の事業報告
大朝地域協議会は昨年度「地域のみんなが考え、みんなが参加できる取り組み」を基本に取り組んできました。まず、41回目を迎えた『おおあさふるさとまつり』。新装した大朝体育館で今まで以上に多くの出演者・出店者の参加を得て、たくさんの来場者と共に、一年一度のみんなで楽しむお祭りになったと思います。
また、地域振興事業として『地域課題対策部会』『大朝未来委員会』を立ち上げ、大朝の課題や将来の在り方をみんなで考えました。それらからは大朝協議会便り(No.22号、No.23号)でも紹介したように課題解決のためのたくさんの提言を頂きました。その中で「地域協議会の役割が住民に伝わっていない」「もっと自治会や住民と密接な関係づくりの必要があるのでは」といった意見を頂きました。さらに、『未来委員会』からは、人口の減少を少しでも少なくするために「移住者増への取り組みを進める」という提言も頂きましたので、次年度では、それらの取り組みを強化したいと考えます。
北広島町への地元要望は、合併時から積み残されている新町建設計画の計画事業の重要4項目(①~④)を含む8項目、①地域文化施設振興施設整備、②広域基幹河川(江の川)改修事業、③加計山ろく開発事業・七塚原古墳群整備、④駿河丸城址整備・日山城址整備に加えて、⑤大朝保健センターの利活用、⑥火葬場の統廃合計画について、⑦防災行政無線の存続について、⑧「大朝未来委員会」新庄小100人プロジェクト」などの新たな住民の確保を目指した活動への助成、を町へ要望いたしました。
行動する大朝地域協議会へむけて、また、みんなで考え、みんなが参加する取り組みへと、少しずつ進んできた一年となったことを報告いたします。
■大朝地域協議会2019年度の事業計画 基本方針
本年度は、「行動する大朝地域協議会」「みんなで考え、みんなで取り組む」を、さらに強化していきます。
ふるさとまつりも引き続き「地域のみんなが考え、みんなが参加できる取り組み」を基本に推進していきます。
地域振興事業としてスタートした『大朝未来委員会』の取り組みも進め、移住希望者情報、空き家情報の集積。また、移住者をサポートする住民サポーターなどのカタチで、住民の皆さまにも参加していただけるよう重点事業として進めてまいります。同時に、昨年『地域課題対策部会』等で頂いた「地域協議会の役割を住民に理解してもらう」「自治会や住民と密接な関係と協力体制をつくる」の提言を活かすために、区長会議で協議会の役割や協議会が取り組んでいる事業等を説明するほか、積極的な情報発信、地域の活動支援の強化を図り、地域住民の皆さまと地域協議会がともに助け合い協力できる体制をつくっていきます。
昨年、町へ要望しました①地域文化施設振興施設整備、②広域基幹河川(江の川)改修事業、③加計山ろく開発事業・七塚原古墳群整備、④駿河丸城址整備・日山城址整備に加えて、⑤大朝保健センターの利活用、⑥火葬場の統廃合計画について、⑦防災行政無線の存続について、⑧「大朝未来委員会」新庄小100人プロジェクト」などの新たな住民の確保を目指した活動への助成、の8項目は、引き続き実現に向けて要望してまいります。
その他、地域振興事業や環境整備事業など継続事業の充実を図りながら、行動する地域協議会への組織改革と大朝地域の住民の皆さまとの協力体制をさらに強化し、「愛する大朝」であり続けられるように取り組みを進めてまいります。
(記事:大朝地域協議会)