大朝いろ

北広島町大朝での暮らしを書いています。

ひろみらとサイクリング!

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7月1日(土)、広島修道大学より、ひろみらプロジェクトに所属する学生21名が、大朝へやってきました。ひろみらプロジェクトは「ひろしま未来協創プロジェクト」といって、文部科学省の地(知)の拠点の整備事業として、2013年度より始まったプロジェクトです。

 

実際に地域に出て、地域の人と活動しながら“地域イノベーション人材”の育成を目指しており、私も在学中はこのプロジェクトに登録して、大朝に来ていました。

 

この日、学生のみなさんは今年度3回目の大朝訪問だったので、グループに分かれてテーマを設定し、それぞれが求める場所に自由に移動する流れとなっていました。

 

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▲北広島町役場大朝支所 前にて

 

移動手段として活躍したのは、こちらの「リペアサイクル」です。

昨年、NPO法人INE OASAが、広島大学から放置自転車を譲り受け、修理し、黄色に統一してサイクリングできるようにしたものです。

 

私は、大朝のサイクリングコースを走ってみたい!という6名のチームに、案内役として加わりました。

 

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▲昨年、広島大学の留学生サークル「SUBARAGOI(すばらごい)」とサイクリングをしたときに書いたマップです。(一部修正しています)

 

わさまち通り商店街にある、INE OASA事務所を発着点とした約7kmのコースで、上の地図でいうと、左に向かっていきます。前半は上り坂で、後半は下り坂です。

上りの途中では、今年の冬に復活予定の「福光酒造」4代目、福光寛泰さんが耕すブドウ畑を見ることができます。

 

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▲ブドウ畑を見る学生メンバー(左)と、説明をする福光さん(右)

 

酒造復活後は、どぶろくとワインを作るそうです。畑の説明をする福光さんを見て、酒蔵復活への熱意を感じました。

 

それから、もうひと踏ん張り上って、天意の里(あいのさと)ハーブガーデンに行き、ランチを取りました。

 

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▲ランチ前の記念撮影

 

天意の里では、お料理に、自家栽培したハーブを使っています。

メニューは、鶏肉か豚肉メインのランチセットか、大麻(おおあさ)うどんor大麻うどん定食が選べます。デザートメニューもあります。

 

ランチのサラダには花がトッピングされていて、味はもちろん、華やかな見た目も楽しめます。

 

『天意の里ハーブガーデン』

http://www.oasa.jp/ainosato/

 

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▲華やかなサラダ。奥は豚肉メインのランチ

 

適度な運動でおなかがすいていたので、みなさん、ペロッと平らげました。

 

それから少し休憩を取り、また1kmほど坂道を上ります。

そこからは、発着点までずっと下りです。

 

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下り坂になったら、爽やかな笑顔になりました。

 

 

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地図にも書いてありますが、下った先には、「たぎっそう淵」と呼ばれる場所があります。江の川の源流域で、ここでは可愛川(えのかわ)と呼んでいます。

木々に囲まれ、岩にぶつかる水の音や鳥の鳴き声を聞きながら涼むことができる、おすすめのスポットです。夏場は泳げます。冷たくて気持ち良いです。

 

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▲記念撮影シリーズ。私も加わりました。

 

熱くなった体をほどよく冷やせるので、好評でした。

 

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最後は、九門明(くもんみょう)という集落にあるポプラの木を見たり(木の写真は撮り損ねました…またの機会に)、田んぼを眺めたりしながら帰りました。

やや下り坂なので、発着点まで楽ちんでした。

 

サイクリングを終えてみて、「立ち寄るところ、写真を撮るのにぴったりなところがたくさんあって、思っていたより距離を感じなかった」という感想を頂きました。

 

自然の中をただ走るだけでも、たくさん見どころがあって、たくさん感じるものがあると思います。車で通ると感じ取ることが難しいので、サイクリングをして、好きな場所を共有できるのはうれしいです。

帰り際に、「また大朝に来ます!」と力強く言ってくれた人もいて、ますますうれしくなりました。

 

地域のファンが増えました。