大朝いろ

北広島町大朝での暮らしを書いています。

没500年記念「鬼吉川」を話す会

2020年1月28日は、応仁の乱などの戦乱で武勇を轟かせた「鬼吉川」こと、吉川経基(つねもと)が没した永正17年1月8日(1520年1月28日)からちょうど500年。

 

それを記念して、没500年記念「鬼吉川」を話す会が1月28日(火)に、大朝の福光酒造で開かれる。

 

福光酒造さんは没500年を記念してどぶろく「鬼吉川」を製造。

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その鬼吉川を飲みながら吉川氏のことなどをみんなで語り合おうという会である。

吉川氏は元々駿河の国(現静岡県静岡市)の国人で、約700年前、駿河の国吉川から本拠地を大朝に移したのが始まりである。没500年を迎えた鬼吉川「吉川経基」は、大朝初代の吉川経高から6代目の当主にあたる。吉川氏は関ケ原の戦いののち、岩国に転封されるまでの約280年間、大朝を拠点にし、戦国時代になると毛利と共に中国地方の平定にあたり戦国武将へと成長していった。同時に、神社を各地に創建し田んぼを開墾し、鉄の生産を進めるなど大朝の産業・文化を育んだ。まさに町の礎を築いたのが吉川氏なのである。鬼吉川没500年をきっかけに、中興の祖ともいえる吉川氏を大朝の住民として思い起こすと共にその功績を再評価できたらいいなと思います。町民でなくても歴史好きな方なら大歓迎だそうです。

 


■日時:2020年1月28日(火) 午後60時より

■会場:北広島町大朝 福光酒造

■会費:1000円+どぶろく別途

■お問合せ:福光酒造 090 7129 2767

 

(記事:山本)