大朝いろ

北広島町大朝での暮らしを書いています。

地域おこし協力隊退任のごあいさつ

どうもこんにちは(^o^)

実は昨日をもちまして、北広島町地域おこし協力隊の任期が満期終了しました。
3年間応援いただきありがとうございました!

 

大学2年生のときにゼミで訪れた大朝地域を気に入り、大学卒業後すぐに移住して、「もう3年たったのか」という気持ちでいます。

 

【任期1年目】の活動では、野草茶の商品化や商店街のにぎわいづくりをテーマにしていました。しかし、勤めた経験も自営の経験もない私は、どう動いたらよいか、また誰に頼ったらよいかわからず、立ち止まった状態で日々が過ぎました。

「私は何がしたかったのか」、「ここで何ができるのか」、「地域活性化とは何か」という思いがずっと、自分の中でぐるぐるとまわっていました。

 

そんなとき、地域の方から「一閑張り(いっかんばり)」を教えてもらいます。「工程が簡単で、子どもからお年寄りまでできそうなものづくりだから、地域の交流を増やすために一緒にやろう」と誘っていただき、「私にもできることかも」と思いやってみることにしました。

 

【任期2年目】からは、「一閑張り」を「大朝張り(おおあさばり)」と称して、クラブ活動や講座を、大朝公民館や筏津芸術村、芸北道場など、町内各地で開催させていただきました。大朝張りバッグの制作にも挑戦し、「もんぺる」とコラボしたファッションショーもはじめました。徐々に「自分にできることは何かを知り、できることをする」という感覚をつかんで、やりがいや楽しみを感じられるようになったと思います。

 

大朝張りの活動の傍らで、1年目に止まっていた野草への興味を、協力隊のうちに1度でもいいから何か形にしたいと思い、東京から野草の先生を呼んで、講座を開きました。10数名の参加者のみなさんが興味を示してくださったこと
がうれしかったです。「地域の方と純粋に楽しめることや癒されることをしたい。それを地域活性と言いたい」という思いが膨らみました。

 

【任期3年目】には、これまでの活動を通して、北広島町内外にかけがえのない仲間がたくさんできました。時にスケジュールが詰まってしわい(しんどい)こともありましたが、充実した1年で、あっという間に今日を迎えたように感じています。

 

【退任後】についてですが、大朝地域に残り、町内の企業に就職することとなりました。地域の方の紹介で、興味ある分野の仕事を見つけられたので、不安もありますが楽しみな気持ちでいます。

新しい仕事に慣れるまでは大変だろうな、と覚悟していますが、これからも大朝張りをつくったり、地域で遊んだり、働いたり…北広島町での「豊かな暮らし」を追求しようと思っています。見かけたときは声をかけてくださいね*

みなさん、3年間ありがとうございました。
これからもよろしくお願いいたします!!

 

(内容は同じですが、協力隊通信最終号を掲載します)

f:id:oasa_iro:20190330193928j:image

 

ブログは引き続き、ゆるりと更新しますのでよろしくお願いします♬

 

北広島町地域おこし協力隊
鳥谷明日香