大朝いろ

北広島町大朝での暮らしを書いています。

きたひろ薪フェスティバル後記(おもにワークショップの振り返り)

3月23日(土)のこと。みぞれが降ったり、雨が降ったり、やんだり、晴れたり…ころころと気分を変えるお天気の中、万徳院跡で「きたひろ薪フェスティバル」が開催されました!

 

私はこの日に、協力隊の同期である相川仁(あいかわ じん)さんというお友達を、京都府南丹市(なんたんし)からワークショップの講師として呼ばせてもらいました。私は相川さんのワークショップで補助をしていたので、今日の投稿はおもにその感想です。

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相川さんは同期ですが任期2年で退任されていて、現在は移住先の南丹市で林業関係の自営業を営んでいます。自力で山から木を伐り出して製材し、製材したものを使ってDIYの依頼を受けたり木製ワークショップの講師などをしたりするほか、前職の専門だったITスキルを活かした仕事やボードゲームなど、「できることをなんでも活かしたスタイル」で仕事をされているお兄さんです。いつも前向きで元気いっぱい!

 

さて、そんな相川お兄さんにお願いしたのは、こちらです。

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クロモジでスプーン・フォークをつくるワークショップ!

クロモジは、スーッとしたミントのような香りを放つ木です。茶菓子用のつまようじに使われているのが有名ですね。葉をお茶にしてもおいしいです。相川さんはこの木を切って半年ほどたったものを持ってきてくれました。

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今回は手ぶらで参加しても良いように、あらかじめステンレスのスプーンとフォークの柄を切り落としたものを用意してくれましたが、子どもの頃に使っていた、キャラクラーもののプラスチックの柄のものを分解してリメイクするのにピッタリですよ!

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工程は、クロモジの木をサンドペーパーで好みの手触りになるまで磨き、相川さんが穴を開けたあと、グルーガンでスプーンやフォークを刺して固めるだけ!あとはお好みで柄を削り、削ったところに焼き印を入れることもできます。

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▲削って
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▲焼き印で文字や絵を入れて
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▲途中、お兄さんの笑える話やマジック?もサービスで見られました

 

開催中、ほとんど途切れることなく多くの方に参加していただき、用意していた80セットがすべてなくなりました*

 

クロモジのスプーン・フォークは、40〜50年はもつと聞いているので、子どもたちは大人に、私たち大人は年を取っても愛用できるみたいですよ!楽しみですね。

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私も作ったスプーンを大切に使おうと思います♬

 

相川さん、ありがとうございました!

(大朝地域の紹介もできたのでよかったです☆)