大朝いろ

北広島町大朝での暮らしを書いています。

柿渋のその後

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今年の8月28日(火)に搾った柿の渋。

蔵で寝かせてから3ヶ月が経過しました。

過去の記事はコチラ

 

搾りたての汁は黄緑色でしたが、3ヶ月経ち、オレンジ色になりました。

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▲左:8月28日(火)撮影、右:11月28日(水)撮影

 

搾ってからこれまで2回ほど汁の上にカビの膜ができましたが、これは発酵の工程で必ず発生するものらしく、そのつど箸を使って取り除きました。現在は寒くなったからか発酵が進んでいるからか、カビの進行は遅くなっている様子です。

 

においはちょっとツンとした感じでしょうか。発酵しはじめのような感じもしますが、まだ「ウッ」とくるようなにおいにはなっていません。いつごろからにおいが変わるんだろう?年明けには柿渋として使って良いそうですが、せっかくなので赤褐色になるまで見届けたいと思っています。

 

ちなみに、柿渋イベントの一週間前(8月22日(水))に個人練習で仕込み、瓶に入れていた柿渋は、ペットボトルよりも発酵が進んでいました。

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▲左:8月22日(水)撮影、右:11月28日(水)撮影

 

明らかに茶色みがかってきています。においもペットボトルよりはくさいです^^(くさいにおいが「良い」と思う日が来るなんて…)

 

柿渋って、ゆっくりとできていくものなんですね。大朝に住み始めてから、「てまひま」の「ひま」が何なのか、少しわかった気がします。(前にも書いたような書いていないような)

 

時間をかけることも仕事のうち。自然に任せて進んでいく様子をみると、なんだかほっとします。柿渋ができる間に私も成長できると良いなぁ、などと脱線しのんきに構えつつ、これからどう変わっていくのか、引き続き観察を楽しもうと思います(*^^*)