9月22日(土)のこと。
筏津芸術村で、草木染めのワークショップをしました。
このワークショップは、西日本豪雨災害の支援を目的に、草木染めにした手ぬぐいを販売し、売り上げを寄付するために企画しました。12名にお越しいただき、個性ある手ぬぐいが完成しました。今日は工程を簡単にご紹介します。
染めに使ったのは「栗」「玉ねぎの皮」「ヨウシュヤマゴボウ」の3点です。
染める前に、手ぬぐいに色が入りやすくなるよう水洗いをします。特に新品の手ぬぐいはのり付けしてあることもあるので、しっかり落とした方が良いそうです。水洗いをしたら水気をしぼり、「ディスポン」という液を数量たらした熱湯に15分ほどつけます。(ディスポンは、Amazonで購入できます)
つけ終わったら、触れられるまで熱を冷ましてしぼり、染め液につけます。手に色がつくのを避けたいときは、ゴムやビニールの手袋をしましょう。
上の写真は、栗をイガごと煮込んでできた液です。つけた手ぬぐいは黄土色に変化しました。
こちらはヨウシュヤマゴボウ。色素が崩れるのを防ぐため、熱湯で色を出していました。鮮やかなピンク(紫寄り?)になりました。
玉ねぎの皮は煮出しています。明るい黄色に染まりました。
それぞれ色のついた液に5分ほど漬けたら、手ぬぐいを取り出して絞り、お湯約2~3リットルに対しミョウバンを一握りいれたものにつけて、色止めをします。こちらもだいたい5分~10分ぐらいでしょうか。
ミョウバンのお湯につけたら、また色のついた液にいれます。
「色をつける→ミョウバンのお湯につける」を、好みの染まり具合になるまで繰り返します。この日は3回やってみました。
左から栗、中央がヨウシュヤマゴボウ、右が玉ねぎの皮です。
自然のものから出た色に、どこかやさしさを感じました。
さて、この草木染めワークショップですが、10月14日(日)も開催することになりました。詳細は下記をお読みください。ご一緒しましょう*
【はじめに】
10月14日(日)に、大朝の西教寺(さいきょうじ)で「扇秋会(せんしゅうかい)」という催しがあります。
そこで草木染めの手ぬぐいを販売し、売り上げを全額寄付します。このワークショップでは、販売する手ぬぐいを一緒に染めてくれる方を募集します。
参加費は無料ですが、染めた手ぬぐいをお持ち帰りする場合は300円頂戴します(お1人様につき1点のみ)。
※このワークショップでお持ち帰りいただいた手ぬぐいの売り上げも寄付します。
※扇秋会と同じ開催日になります。10:00~15:00までは「きたひろマルシェ」がありますので、ワークショップに参加された方は終了後に、ぜひ行ってみてください。
https://www.facebook.com/events/2102368063363907/
※このワークショップは、西日本豪雨災害の被災地支援を目的に、「あーとふる大朝実行委員会」と「ハイカラ-ヤマカラスタイル」で企画しました。
【内容】
染めるのは手ぬぐいのみです。
持ち込みは受け付けておりませんのでご了承ください。
場 所 筏津芸術村(筏津656-2)
参加費 無料
(手ぬぐいをお1人様1点まで
お持ち帰りできます。
その場合は300円いただきます)
定 員 12名
持ち物 手拭きタオル
その他 汚れてもよい服装でお越しください。
予 約 こちらから予約手続きをお願いします↓
https://ssl.form-mailer.jp/fms/66fd572d591034
主 催 あーとふる大朝実行委員会
ハイカラ-ヤマカラスタイル
▼筏津芸術村
▼西教寺