8月5日(日)、筏津芸術村に広島市立大学(以下市大)芸術学部が制作したトーテムポールと、町内で作られた看板が設置され、除幕式が行われました。
市大には「地域に貢献する人材の育成を目的とした「COC+」」というプロジェクトがあり、このプロジェクトがきっかけで昨年の春より筏津との交流が始まりました。交流する中でトーテムポールを作る話しが上がったそうです。そして昨年の春が過ぎたころ、芸術学部の教員と学生によって制作が実現されました。





幕から現れた作品は神楽をモチーフとし、筏津集落に生えていた大きな栗の木を使って、蛇、恵比寿、姫、般若、素戔嗚、赤鬼の顔が彫られていました。昨年には完成した木彫りを地元の子どもたちに塗ってもらうイベントを開き、一定期間の展示が終わった後に市大で加筆修正が行われました。朽ちにくい加工も施されています。


このトーテムポール、一方からは恵比寿や姫などの良い顔(写真左)が、もう一方からは鬼の顔(写真右)が見え、角度によって雰囲気が大きく変わる不思議な作品です。市大のみなさんにより筏津芸術村の入り口横に建てられ、横には同じく筏津の栗の木を使って町内で作られた看板が設置されました。
高々とそびえたつ迫力あるトーテムポールと読みやすい看板は、これから筏津芸術村の目印として活躍すること間違いなし!ぜひ見にお越しください。