大朝いろ

北広島町大朝での暮らしを書いています。

「大朝は一緒に生きる若者を求めています」第23号地域協議会便りを発行。

大朝地域協議会だけでなく、大朝では町の将来をみんなで考えようという動きが盛んです。大朝百人会議、未来プロジェクト、大朝未来委員会、新庄小100人プロジェクト等々がそうです。昨年から始まった大朝地域協議会が主催する「大朝未来委員会」、新庄地区の保護者を中心に活動している「新庄小100人プロジェクト」などは、考えるから行動へという動きになってきています。「過疎化がこのまま進行するのを黙ってみているのはやめよう」「役場任せもやめよう」「自分たちで出来ることは何でもやろう」が基本で、どんな夢を描いても、人口が減少するばかりでは夢を実現することなど不可能という思いが、大朝の若者たちを突き動かしています。その若者たちは「まずは若い世代が大朝に住んでくれるように、住める空き家をみんなで探し移住者をみんなでサポートしよう」「小学校の生徒がこのまま減少したら、いずれ学校がなくなる。学校がなくなればさらに地域は衰退する。だから小学校の生徒を10年後に100人にすることを目標に、自分たちに出来ることは何でもしよう」と、動き出しているのです。

「大朝の町民みんなが危機感を共有し同じ思いで、町づくりをしていこう」と、地域協議会も広報に力を入れることになり、地域協議会便り第23号を発行し、大朝の全世帯に配布し、ことあるごとに危機感を伝えています。これらの取り組みの中、早速見つけた空き家に住みたいという若者も現れました。

未来委員会の委員の一人で、結婚して大朝に住み始めた女性はこう言います―――

「大朝は、人に活気があって、みんな仲良くて、協力しあって地域を守っているというのが大朝外から来た私が感じている印象です♪ですが、このたよりにもあるように全国的に進んでいる少子化の影響で、この素晴らしい大朝地域の未来にも危機感を感じずにはいられないです・・・」

と言うわけで、大朝は若者を求めています。若者が活躍できるスペースはたっぷりあります。大朝には都会では味わえない一人ひとりの存在感があります。Iターンし、ビジネスを立ち上げた若者もいます。農業や林業を始めた者もいます。サラリーマンでものんびり暮らしたという者ももちろんいます。Iターンの芸術家もいます。はぐれミュージシャンもいます。お寺の住職になった者もいます。伝統芸能の神楽が好きで移り住んだ者もいます。生きる方法はなんでもいいのではないでしょうか。ちょっと無責任化もしれませんが、大朝なら今を一所懸命頑張っていれば何とかなると思います。なにより、若者が集まって何やかやと議論し活動するのがみんな好きで、助けてくれる人がたくさんいます。それが大朝なのです。都会で行き詰っていたら、人付き合いに悩んでいたら、セコセコと生きるのが嫌なら、何かにチャレンジしたいなら、大朝で一緒に生きてみませんか。ちょっと話を聞いてみたいと思われたら大朝地域協議会へご連絡ください。

 

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(大朝支所地域づくり係内大朝地域協議会事務局:電話0826‐82‐2211、IP電話050‐5812‐2212)

 

新庄小100人プロジェクト ブログ

https://snj100.exblog.jp

 

(記事:大朝地域協議会)