7月15日(土)、新庄にある立石(たていし)会館で、「ひまわり会」の人たちが大朝張づくりを体験しました。
▲「ひまわり会」とは、地元の人たちで結成したグループです。
7月27日(木)に、ひまわり会主催で「みんなおいでよ!」という、大朝地域の小学生を対象にしたイベントがあります。イベントで子どもたちと大朝張を作るので、この日はその練習のために体験会が開かれました。
私は講師として参加させてもらったのですが…
「一閑張(いっかんばり)じゃろ?わしのばぁさんが昔作っとって、てごー(手伝い)しとったけぇ、作り方は知っとるよ」
「空気が入らんこう、網目に沿ってきれいに張るんが、ええんよの」
「仕上げに使ぉた渋(柿渋)が、臭ぉてやれんかったのを覚えとるよ」
などなど、次々と話しが出てきたので、
私よりも知識ある人が多いのでは…!?
と、驚きました。みなさんのおじいさん、おばあさん世代の方たちがよく作っていたようで、幼いころに作ったことがある&見たことがある人は、よくご存じでした。
なので、作業の流れがスムーズです。慣れた手つきで和紙をちぎり始め、障子糊を塗って、張っていきました。
乾かす時間が何回かいるので、9時開始から11時半過ぎまで約2時間半かかったのですが、全員完成しました。
▲作品を撮らせて頂きました。この作品、とてもきれいです!!!隙のない張りあがり!!!文字は、たとう紙(着物を包む和紙)を張ったようです。
作業中、時折熱中して沈黙することがありましたが、話し弾むときもあり、穏やかな時間になっていたように思います。
完成後は、イベント当日の打ち合わせをして、子どもたちが楽しんで作れるように、段取りを考えました。大朝張づくり体験を経て、色んな意見が出てきました。面白い意見は、取り入れてみることになりました。
子どもたちがどんな面白い作品を作るのだろう!?と、今から楽しみです。
(当日は、私も参加します!また記事をアップします☆)